false positive
false positiveは、本来は陰性であるべきものが、誤って陽性と判定される状況を指します。医療診断においては、病気ではない人が検査で陽性と判定される偽陽性として使われ、ITやセキュリティの分野では、正常な動作を攻撃やエラーと見なす誤検知として使われます。
文脈による使い分け
この言葉は、使用される分野によって日本語での訳語が異なります。
医療や生物学的な検査の場合:false positiveは偽陽性と訳されます。これは、実際には疾患や特定の物質が存在しないにもかかわらず、検査結果が陽性に出ることを意味します。
コンピューターセキュリティやデータ分析の場合:false positiveは誤検知と訳されます。例えば、安全なファイルをウイルス対策ソフトが誤ってウイルスとして検出した場合などがこれに当たります。
対義語との関係false positiveの対義語は false negative(偽陰性/見逃し)です。false positiveがないものをあると判定することであるのに対し、false negativeはあるものをないと判定することを指します。どちらも判定の誤りですが、前者は過剰な反応であり、後者は検出の失敗という異なる性質のミスであることを理解しておくことが重要です。
意味
実際には存在しない状態、疾患、または属性があることを誤って示す検査結果のこと
The screening test returned a false positive, but further analysis confirmed the patient was healthy.
スクリーニング検査で偽陽性が出たが、その後の詳細な分析で患者が健康であることが確認された。
データ分析やセキュリティソフトウェアにおいて、無害な活動を誤って悪意のあるものやエラーとして判定すること
The antivirus software triggered a false positive by flagging the legitimate system file as a virus.
アンチウイルスソフトウェアが正当なシステムファイルをウイルスとして検知し、誤検知が発生した。